講座概要

【このゼミが目指すもの/目標】
新学習指導要領の新しい教育観の下、授業の在り方を見直す必要に迫られています。
これからの授業は、その見方を「教師が何を指導したか」から「子どもが何をどのように学んでいたか」へ変えていく必要があります。
この講座は、その第一歩として、校内研修の進め方を変えていきたい方にオススメです。
・どうやって学校全体の授業改善を進めたらよいのか。
・研究授業の在り方はこのままでいいのか。
・もっと「やってよかった」と思える研修とはどのようなものか。
・全員が参画意識を高める校内研修とは。
学校の校内研修を改革するためのヒントをお伝えします。
【このゼミが大事にするもの】
校内研修を変えていくための方法はたくさんあります。
その中でも教職員の関係づくりを促す「対話」をベースとした校内研修改革について学びます。
講座と講座の間に、学んだことを少しずつ実践していく期間があります。
校内研修の改革、そして、ご自身の教育観のアップデートをしていきましょう。
【このゼミが他の講座と違う点】
教育哲学を専門とする岡村先生の視点で校内研修を見つめ直すことにより、
自校の校内研修の改善だけではなく、受講者の教育観をアップデートすることができます。

本研究会学び

1.じっくり学び、ゆったり対話する 「参加型zoom講座」
講師の岡村先生の講義だけではなく、講師への質問や参加者同士の対話を通して、よりよい校内研修の在り方について探っていきます。

2.好きなタイミングで学ぶ「動画視聴」「オンラインフィードバック」
講座は録画し、どうしても参加できない場合は、ご自身の都合のよい時間に視聴し学ぶことができます。

3.ニーズに合った「読書会」
岡村先生がオススメする本について、講座以外の時間に参加者有志で読書会を行います。

Q&A
Q zoom?slack?よく分からないのですが、参加できるのでしょうか?
A 他の講座やゼミでもzoomやslack初心者から始めたという方ばかりです。使い方に関しては世話人がサポートいたしますので、ご安心ください。

Q:1回のみの参加はOK?
A:OKですが、可能な限り全3回の参加をお願いします。

Q 学校教員ではないのですが興味があります。参加可能でしょうか。
A はい。教育にご関心のある方で、参加者の方々と共に学び合っていただける方であればどなたでも歓迎します。


講師紹介

  • 岡村 健太

    九州ルーテル学院大学人文学部人文学科講師

    <研究について>
    専門は教育哲学・教育思想。「他者とのコミュニケーションを通じて私達は自己を認識する」という社会的自我論(G.H.ミード)の立場から、教育の在り方についての考察に取り組む。

    <活動について>
    総合的な学習(探究)の時間・生活科・社会科・特別活動・特別の教科道徳等における学校現場での活動において、哲学的アプローチによる考察と支援を行っている。「第9回キャリア教育推進連携表彰」(文科省・経産省)で奨励賞を受賞した「津山市内県立4高校における四校連携講座『地域創生学』」では、監修と全体指導を務めた。

    <その他>
    被災地学校支援や全国の学校視察等、様々な企画を学生と行い、多様な視点をもつ教員を養成すべく活動を行ってきた。 また、教員採用試験対策全般にも精力的に取り組み、実績を上げている。趣味は漫画(学生時代は原作者志望)、バンド(担当は主にボーカル)、釣り(オフショアのライトジギング中心)、ゴルフ(ようやく120切った初心者)等々。学生へのメッセージはいつも「よく遊び、よく学べ」。

日程

  • 6月1日(水)20:00~21:00
  • 6月15日(水)20:00~21:00
  • 7月6日(水)20:00~21:00

参加費

会員:無料

非会員:1回2,500円