みんなのオンライン職員室フォーラム <学校教育と『格差』>

講座情報

コロナ禍によって「ニューノーマル」が押し寄せてきている今、これまでも問題とされていた「教育格差」が、さらに加速しています。内閣府の生活意識の変化の調査をもとにした分析によると、保護者の学歴や世帯年収、地域によって、休校中にオンライン教育を受ける機会に格差が見られたと言われています。

少人数学級や教科担任制、一人一台タブレット、個別最適化など「令和の日本型学校教育」と称して様々な取組が議論されていますが、これらの新しい教育を考えるとき、わたしたちはこの『格差』を無視して先に進むことはできません。

あらためて〈学校教育と『格差』〉の関係を見つめ、明日からの子どもたちとの関わりを一緒に考えませんか?

お申込はこちら

https://forms.gle/MBtaxen1nsYGwad98

フォーラムの日時

11月14日(土) 9:00~17:00

タイムテーブル

9:00~ オープニング

9:15~ 15分で学べる松岡亮二さんの『教育格差』サマリー

9:30~ 【基調講演】『”教育格差”議論のスタートライン〜話題の本の著者にギモンを聞く!〜』/松岡亮二さん(著書「教育格差」)

10:30~ リフレクションタイム

11:00~ 【基調対談】『この分断された世界の片隅で~先生たちと共有したい景色~』/野口晃菜さん(LITALICO研究所所長)×山邊鈴さん(note「この割れ切った世界の片隅で」)×武田緑さん(Demo代表)

12:30~ リフレクション&ランチタイム

13:30~ 【対談企画】
①『多様な生徒を受けとめるためには? 〜オンライン/個別最適化の可能性と限界を探る〜 』/上木原孝伸さん(N高 副校長)×森山誉恵さん(3keys 代表)

②『生徒に向き合う⇄社会を変える 〜貧困問題と対峙する西成高校の実践から〜』/知念渉さん(著書「〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー」)×山田勝治さん(西成高校 校長)

③『「ない」ことにされている地方の側から見た 教育の話をしよう 』/石川晋さん(授業づくりネットワーク理事長)×地方で奮闘する先生方

15:00~ リフレクションタイム

15:30~ 【分科会】<相互相談&おしゃべりルーム> 格差を乗り越えるために学校は何ができる?

①『クラスづくりから考える』
話題提供・進行:橋本貴さん×豊田哲雄さん

②『授業づくりから考える』
話題提供・進行:菊地南央さん×齋藤暁生さん

③『外部資源との連携から考える』
話題提供・進行:上田万里さん

16:30~クロージング

21:00~ みん職酒場

対象者

・教育関係者
・教育に関心のある方
・学生
・保護者
などなど、どなたでもご参加いただけます。

参加費

※売り上げの一部を、教育格差問題に取り組むNPOに寄付します。
・みんなのオンライン職員室月額会員 500円
・エデュコレonlineメンバー 1000円
・一般 2000円
・学生 500円

フォーラム前!プレ企画も開催!

①教育格差について学ぶ「オンライン読書会」
【内容】
11月01日(日)20:30~22:30「〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー」(知念渉 著)
【参加費】
・みんなのオンライン職員室会員:無料
・エデュコレonline会員:無料
・一般 1,000円
【読書会お申込】
https://forms.gle/MT8sc3zB2ncLNEcd9

②フォーラムの魅力を語る「対談イベント」
【日時】 11月9日(金)21:00~22:00
【ゲスト】 武田緑さん(Demo代表)×杉山史哲(みんなのオンライン職員室代表)
【内容】 フォーラム登壇者たちのプレトーク映像あり!そして、ゲスト二人が今回のフォーラムや登壇者の魅力を解説します!

講師紹介


松岡亮二
早稲田大学准教授。ハワイ州立大学マノア校教育学部博士課程教育政策学専攻修了。博士(教育学)。東北大学大学院COEフェロー(研究員)、統計数理研究所特任研究員、早稲田大学助教を経て、同大学准教授。日本教育社会学会・国際活動奨励賞(2015年度)、早稲田大学ティーチングアワード(2015年度春学期、2018年秋学期)、東京大学社会科学研究所附属社会調査データアーカイブ研究センター優秀論文賞(2018年度)を受賞。著書『教育格差:階層・地域・学歴(ちくま新書)』(https://www.amazon.co.jp/dp/4480072373/)は、1年間に刊行された1500点以上の新書の中から「新書大賞2020(中央公論新社)」で3位に選出された。2020年10月時点で、11刷、5万部突破。


野口晃菜
博士(障害科学)、株式会社LITALICO LITALICO研究所所長。小学校6年生の時にアメリカへ渡り、障害児教育に関心を持つ。高校卒業時に日本へ帰国、筑波大学にて多様な子どもが共に学ぶインクルーシブ教育について研究。その後小学校講師を経て、LITALICOに。2019年度より文部科学省 新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議 委員。共著「インクルーシブ教育ってどんな教育?」や「発達障害のある子どもと周囲との関係性を支援する」など。


山邊鈴
長崎県立諫早高等学校3年生。中学性の時に国連欧州本部派遣や国境なき子どもたちの「友情のレポーター」に参加。。高1で地域格差への問題意識から地域創生・国際協力団体おこしWingsを創設。その後インドに留学し、ストリートチルドレン向けホットラインの作成に取り組む傍らインド各地を取材。現地のスラム街の子どもたちとのファッションショーも実現させた。この8月に綴ったnote「この割れ切った世界の片隅で」は大きな反響を呼んでいる。


武田緑
Demo代表 / 教育ファシリテーター / 人権教育・シティズンシップ教育ファシリテーター。民主的な学び・教育=デモクラティックエデュケーションを日本中に広げることをミッションとして、教育関係者向けの研修の企画運営、現場の課題解決のための伴走サポート、教材やツールの開発・提案、キャンペーンづくりなどに取り組んでいる。シティズンシップ教育、人権教育、オルタナティブ教育、学校と学校外の協働、子どもの参画、ファシリテーション、ワークショップデザインなどが専門。


上木原孝伸
学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校 副校長。大手教育企業で講師として17年間教壇に立ち、受験指導に携わる。IT×教育の可能性を感じ、2015年に株式会社ドワンゴに入社。開校前からN高等学校のプロジェクトに参画し、2017年から現職。日本全国で生徒が学習しているネットの高校の運営という前例のないチャレンジに挑んでいる。N高等学校では、PBLに力を入れたり、部活で起業部が立ち上がるなど多様なニーズを持つ生徒が多様に社会につながる力を付ける場づくりが行われている。


森山誉恵
慶應義塾大学法学部卒業後、子どもたちの生まれ育った環境によらず、必要な支援が行き届くことを目的としたNPO法人3keysを設立。東京都共助社会づくりを進めるための検討会委員。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会幹事。現代ビジネスでの連載をはじめ、子どもの格差の現状を講演・執筆・メディアなどで発信中。2011年:社会貢献者表彰 社会貢献部門受賞 2016年:第30回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)受賞


知念渉
神田外語大学外国語学部講師。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。専門は教育社会学・家族社会学。インタビュー・参与観察調査によって〈ヤンチャな子ら〉の生活を描き出す研究、質問紙調査の分析から学力格差の実態やそれを克服するための方途を探る研究などをしてきました。主な著書に『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー ヤンキーの生活世界を描き出す』(青弓社、2018年)、『学力格差に向き合う学校』(共著、明石書店、2019年)など。


山田勝治
大阪府立西成高等学校校長。京都府立大学文学部卒業。大阪府立和泉高校、 岬高校を経て、2005年に教頭として西成高校に赴任。 2009年より現職。厳しさを増してきている生徒たちの生活環境から「反貧困」という軸がより実感をもって取り組めるのではないかという人権総合学習の取り組みを学校方針とする。現在は、「格差の連鎖を断つ『チカラのある学校』」をつくろうという学校方針をさらに具体化し「学びと支援の新たな結合による第三の教育」(インクルーシブな学びの推進と生徒を自立に向け支援する教育)を推進。


石川晋
1989年北海道中学校教員として採用。2017年3月に退職。昨年度はコロナ休校までに幼稚園から小中高、大学、特別支援学校など160校訪問し、国語・道徳・合唱の授業を約250時間実施。校内研修づくりやオンライン対話等、全国の学校や教員に伴走しながら活動を続け、コロナ下では1on1対話を月に数十時間、全国の教育関係者とおこなっている。執筆に携わった本は150冊を超える。NPO法人授業づくりネットワーク理事長。日本児童文学者協会会員。

橋本貴
大学生の頃は、地域の居場所づくりに4年間関わり、小学校の先生になって11年目に突入。クラスづくりでは、ファシリテーターとしての立ち位置を大事にし、信頼ベースの学級ファシリテーション、プロジェクトアドベンチャーなどなどを学んできました。直近の2年間は、支援学級担任となり、1人1人の成長に深く深く関わるとともに、周りとの関係を紡ぐクラスへの入り込み方を考えて実践中です。

豊田哲雄
池田市立小学校教諭。民間企業で勤務する中で教育の世界に興味をもち、教員免許を取得。『学び合い』や信頼ベース、オルタナティブ教育などに影響を受けながらキャリアをスタートする。「選べること」「リラックスできること」を大切にしながら、子どもたちの人権を尊重した教室作りに日々邁進している。

菊地南央
1987年福島県生まれ。企業や外部人材と協働してつくる,コラボレーション授業の実践に取り組んでいる。2019年に,その実践をまとめた共著「学級経営が主役のカリキュラム・マネジメント~キャリア意識を育むコラボレーション授業の実践~」を出版した。また,ICT企業・医師・農家・エンジニアなどと協働し,カードゲームで食課題を解決していく「食育モンスタープロジェクト」のチームメンバーを務めるなど,自身も地域課題解決に向けた取り組みを実践している。NPO授業づくりネットワーク理事。

齋藤暁生
島根県立隠岐島前高等学校教諭。NPO授業づくりネットワーク理事。1984年宮城県仙台市生まれ。一橋大学商学部卒業後、ベンチャー企業から大学院・NPO法人等を経て、福島県内中学校で教職に就く。2017年より現任校に勤務。「自由で自然で自発的な学び」をテーマに単元内自由進度型の授業や授業動画のオンライン配信といった実践を行うほか、生徒による観光ツアーの企画運営など地域探究活動の支援も行っている。

上田万里
行政、NPO、社会福祉法人、フリースクールにて相談員を務める。障害のあるこどものグループ活動と保護者会の支援、不登校や進路に関する教育相談、ひきこもりや就労を含む生活困窮者支援などを経験し、こどもの将来を見据えた家族全体への支援を目指している。

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