フォーラム概要
2020年12月31日
私たちはどのような状態で今年の大晦日を迎えるでしょうか。
今の状況が秋には収束し、例年通り、年明けの授業について考えている頃でしょうか。
それとも第二波・第三波によって再び緊急事態宣言が発令され、オンライン授業について考えているでしょうか。
もしかすると…また別の局面を迎えているかもしれません。
先のことは分からない、ということを多くの人が実感した一学期だったのではないでしょうか。
そんな中、「教育」を仕事にする私たちができること、やるべきことはなんでしょうか。
教育は未来を創る仕事…であるとするならば、この、先の見えない未来をどう創っていくべきでしょうか。
本来であれば東京オリンピックの競技最終日だった8月8日。
少し先の未来の学校と、そしてその先に続く未来の学校や授業の在り方について、一緒に考えませんか?
【フォーラムの特徴】
今回のフォーラムは「オンライン講演」といった形というよりも、もっと参加者の皆さんに”参加して”いただけるような双方向的な学びの時間にしたいと考えています。
「聴くだけ」の参加ももちろんOKですが、チャットや投票機能を活用することでよりご参加いただけるようなものにします。
また、参加者の方々同士の交流や意見交換の時間などもご用意しておりますので、是非そちらにも積極的にご参加ください。
なお、後日、選択されなかった講演・分科会につきましては、録画にて視聴いただくことができます。また再放送回として、録画を視聴しながら参加者の皆さん同士でディスカッションいただけるような場も企画予定です。
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- 10:00
- 開会
- 10:15
- 基調講演1・2(各90分間/選択制)
【基調講演1】
一人も取りこぼさない学校・まちづくり
〜経済格差を教育格差にしないために〜
山口 照美さん(大阪市生野区長)
【基調講演2】
秋以降の学校運営と危機管理
〜オンライン授業の必要性と可能性〜
西川 純さん(上越教育大学大学院教授)
※ こちらの講演は管理職の方、教育委員会勤務の方、及び学校管理職を目指す方向けです
- 11:45
- リフレクション・ランチタイム
- 13:00
- 分科会 A B C(各90分間/選択制)
【分科会 A】
子どもが自ら学び続けるために、ぼくたちが手渡すものと手放すもの
〜かしこさの階段 × けテぶれ 〜
古田 直之さん(札幌市小学校教諭)× 葛原 祥太さん(兵庫県小学校教諭)
【分科会 B】
新型コロナ休校が突きつけた私たちへの問い
〜これからの学校の存在意義とは何か?〜
福島 哲也さん(追手門学院大手前中学校高等学校)× 大野 智久さん(三田国際学園中学校高等学校)
【分科会 C】
『学び合い』と共にある教師としての生き方
〜私たちにとっての”一人も見捨てない”とは?〜
深山 智美さん(長崎県小学校教員)× 高橋 尚幸さん(福島県小学校教諭)
- 14:30
- リフレクションタイム
- 15:00
- 全国各地の『学び合い』の会
- 16:30
- リフクレションタイム
- 17:00
- 閉会
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山口 照美大阪市生野区長
大学卒業後、大手塾の国語教師に。その後28歳で起業。2013年4月より大阪市の民間人校長として大阪市立敷津小学校に務める。3年間の任期を終え、市教委を経て2017年から現職。教育委員会生野区担当教育次長を兼務。「経済格差を教育格差にしない」がミッション。2019年6月に生野区では「生野区西部地域の学校跡地を核としたまちづくり構想」が策定され、9校の小中学校跡地を誰もが学べる 「みんなの学校」にするプランが進められている。
twitter: @TerumiYamaguch1 -
西川 純上越教育大学大学院教授
筑波大学教育研究科修了(教育学修士)。都立高校教諭を経て、上越教育大学にて研究の道に進み、2002年より上越教育大学教職大学院教授、博士(学校教育学)。前・臨床教科教育学会会長。「一人も見捨てない」を理念とする『学び合い』(二十鉤括弧付き)の研究者であり提唱者。著書多数。
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古田 直之札幌市小学校教諭
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葛原 祥太兵庫県小学校教諭
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福島 哲也追手門学院大手前中学校高等学校
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大野 智久三田国際学園中学校高等学校
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深山 智美長崎県小学校教員
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高橋 尚幸福島県小学校教諭
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coming soon