子どもたちと家族のリアル

不登校という選択

ID, 'seminar-cat','course')): ?>

講座概要

僕の場合~僕は小学校〜中学校の9年間、不登校でした。
ほとんどの時間を家で過ごしていました。学校の先生やカウンセラー、支援者さんなど、様々な人たちが僕を連れ出そうと家にやってきました。心配する両親の顔、将来への不安で押しつぶされそうだった当時の気持ちは今でも忘れません。
”不登校”は特別なことではないと思っています。
”学校へ行くか”、”行かないか”、”行けないか”、それだけの事。
しかし、それだけの事が今の社会では大きな苦しみになってしまいます。あくまで一例ですが、自分の経験談が大切な人の気持ちを知るキッカケになれたら嬉しいです。


「学校へいきたくない」
「何となく、つかれちゃった」
そんな子ども達がちらほら出てくる季節。

改めて「不登校」とその支援について共に学びませんか?

「不登校という選択~子どもたちと家族のリアル~」
と題して4月から始まったこちらの講座。

神戸市で学校がしんどい子どもたちと保護者、 支援者の為の支援活動団体、しあわせな社会人を共に育むラーニングコミュニティCuddle(カドル)の運営をされている、みん職メンバーのJane(ジェーン)さんとCuddle運営メンバーのママさんたちによる不登校講座シリーズとなります。

年々増え続ける不登校の子どもたち。
2019年度の文部科学省が調査ではおよそ18万人と過去最多。
不登校と一言でいっても背景は様々です。Janeさんは自身の子どもたちが不登校。「環境や音に敏感で、教室がつらい」。教室に居続けるのはしんどいが、支援学級も合わない。枠からはみ出し、学校に行きづらい。

「ほんの少し、子どもに合った支援を考えてもらえたら、行ける可能性もあるのではないか。こんな子は他にもいるかも」と、2019年に保護者、支援者のための会を発足。「これからは親も支援者も『子どもが学校に行かない』と悩んで終わりではなく、その先の教育や支援方法を勉強して発信していかなければ、変わらない。

子どもには、学校に行けないことばかりにとらわれず、多様な大人と関わり、自分に合った豊かな学びを与えてあげたい」とCuddleの運営を仲間と共に行い、多様な学び、制度の狭間に取りこぼされる子どもたちの支援を啓蒙しています。

この講座シリーズではCuddle運営メンバーによるそれぞれの思いを2ヶ月に一度お伝えしていただくと共に、Janeさんの活動に賛同する外部講師による内容も展開予定しています。

しあわせな社会人を共に育むラーニングコミュニティ
↓ Cuddle カドル HP ↓
https://smart.reservestock.jp/menu/profile/30447

講師紹介

  • 棚園正一

    1982年生まれ。義務教育期間の小〜中学校の9年間を不登校をして過ごす。13歳の時に漫画家、鳥山明氏と出会い漫画家を目指す。
    専門学校卒業後、大学入学資格を取得し、名古屋芸術大学に進学。
    2015年、自身の小・中学校時代での不登校経験を描いた漫画『学校へ行けない僕と9人の先生』が注目を集める。
    現在、河合塾美術研究所こども教室、漫画専門学校等で講師を務める他、各所で不登校をテーマとした講演等を行う。
    2021年「学校へ行けない僕と9人の先生」の続編「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」発表。

日程

  • 第1回 2021年9月5日(日)20:30~21:30

参加費

会員:無料

非会員:2500円

録画講座

  • 第1回 不登校という選択〜子どもたちと家族のリアル〜