講座概要
忍耐力や自制心、意欲や向上心、コミュニケーション力など、学力テストでは測れない力。それらは“非認知能力”と言われ、近年、未来を生き抜く力として重要視されています。その非認知能力を、教育現場でどのように育み、伸ばしていくか。
この講座は、教育現場の教科学習を通じて、非認知能力&認知能力の向上に取り組んできた講師から、その基礎から実践までを網羅的に学び、実際の現場で生かせるコツやヒントを身につけることをめざします。子どもたちや大人の「未来を生き抜く力」をここから育んでいきましょう。
●こんな方におすすめ●
・非認知能力の定義や育み方を知りたい
・行動指標の作り方などを学びたい
・現場以外でも積極的に学んだり、横のつながりを作ったりしたい
●参加条件●
・みん職会員
・みん職の会員になることを検討中の方
・興味のある方どなたでも
●スケジュール●
7月29日(金)20:30~21:30 「なぜ今 非認知能力なのか」
8月26日(金)21:00~22:00 「非認知能力向上の授業づくりとは」
9月22日(木)21:00~22:00 「いかに評価する!?行動指標の作り方」
10月27日(木)21:00~22:00 「行動あるのみ!実践共有会」
※単発の参加も大歓迎ですが、全4回のステップアップ講座のため通しての参加がおすすめです!
講師紹介
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徳留 宏紀(とくどめ ひろき)
2013年4月~2022年3月まで泉佐野市立新池中学校教諭として活躍。
学校改革推進リーダーとして取り組んだ4年間では、教員の心理的安全性を高める組織マネジメントを行うことで、全国学力学習状況調査において、全科目で全国平均を大幅に超える結果を出す。その実践をまとめた教育論文『教員の心理的安全性を高める組織マネジメントについて~「確かな学び」を育むための土台作りとしての職場環境の形成~』では2019年度日教弘大阪支部最優秀賞を受賞。
教科学習では、非認知能力&認知能力の向上を実現。教育論文『教科学習における自立・協働型学習による非認知能力の向上』では、2021年度東京書籍教育賞にて奨励賞を受賞。
また、Google認定教育者として、泉佐野市ICTプロジェクトの統括代表を務めるなど、一人一台タブレット端末の有効活用にも大きく貢献。
2019年にフィンランド教育視察を行い、自身の教育観や授業観の転換に大きく影響。
北欧教育の魅力を非認知能力や現役教員の視点で発信するイベントが大好評。北欧レストランでのディナーショーやオンラインイベントなどを実施。2023年1月からはフィンランドの学校に勤務予定。
2022年4月から、岡山大学大学院にて、教育心理学と教育統計学の両面から非認知能力の研究を行っている。中・高・大学にてキャリア教育、企業向けのセミナー、教職員・保護者向けの非認知能力に関わる講演活動など幅広く活躍中。
(一社)ALL HEROs 常任理事
Nordic Educations代表 教育コンサルタント
Finland elämäプロジェクト 非認知能力エバンジェリスト
オンラインフリースクールきりんの家 アドバイザー
Google Educator Group (GEG) Osaka-city代表
Google 認定教育者レベル2
岡山大学大学院教育科学専攻在学中 -
ファシリテーター:齊藤 勇海(さいとう いさみ)
埼玉県の公立小学校教諭を経て、現在は神戸のオルタナティブスクールである「ラーンネット・グローバルスクール」に所属。ナビゲータとして、自立・探究型の学びの場をコーディネートしながら、子どもたちの学びに伴走している。
小学校教員時代は、学年主任や研究主任を務め、市教委と連携したICT研究員としても活動していた。
ホワイトボード・ミーティング®認定講師/MIEE(マイクロソフト認定教育イノベーター)
日程
- 7月29日(金)20:30~21:30
- 8月26日(金)21:00~22:00
- 9月22日(木)21:00~22:00
- 10月27日(木)21:00~22:00
参加費
会 員:無料 会員の方は申込は必要ありません
非会員:1回 2,500円